忘れられた子供
2011年 11月 29日
君が大人になった日を ぼくはもう忘れたよ
君は唇をぎゅっと噛んで 声を出さずに一人で泣いた
どこへ行ってもいいよ という言葉が
その時の君には 自由すぎて 怖くて
君は一人で泣いたんだったね
僕が子供だったことを ぼくはもう忘れたよ
夏の終わりが寂しくて セミの死骸に土をかけて
一人でお葬式をした 暑い日のこと
その時のぼくには 苦しすぎて 寂しくて
ぼくは一人で泣いたんだった
僕らは子供だったこと
忘れてしまったけど
無くしてしまってない
今でもぎゅっと胸の奥が
痛んだりするのは
君がいるからだよ
君のせいなんだよ
君は唇をぎゅっと噛んで 声を出さずに一人で泣いた
どこへ行ってもいいよ という言葉が
その時の君には 自由すぎて 怖くて
君は一人で泣いたんだったね
僕が子供だったことを ぼくはもう忘れたよ
夏の終わりが寂しくて セミの死骸に土をかけて
一人でお葬式をした 暑い日のこと
その時のぼくには 苦しすぎて 寂しくて
ぼくは一人で泣いたんだった
僕らは子供だったこと
忘れてしまったけど
無くしてしまってない
今でもぎゅっと胸の奥が
痛んだりするのは
君がいるからだよ
君のせいなんだよ
by almarsoup
| 2011-11-29 05:12
| かほりの言葉